台風や地震などの自然災害が増える中、「もしもの時、どのように過ごせばいいのか」と不安を感じていませんか。
避難所へ持って行く「非常持ち出し袋」の準備はしていても、自宅で数日間生活する「在宅避難」の備えまでは手が回っていない方も多いかもしれません。
この記事では、住み慣れた我が家で安心に過ごすための「在宅避難の備え」と防災テクニックを解説します。
在宅避難の基本!水・食料・日用品の備え(目安は7日分)
在宅避難では、最低でも7日分の備蓄が推奨されています。まずは、大きく分けて以下の4項目が必要であることを把握しておきましょう。
【在宅避難の備え 4つの基本】
- 水: 飲料水と生活用水の確保
- 食料: 7日分の食品とローリングストック
- 日用品: 簡易トイレやカセットコンロなどの衛生・生活用品
- 電気: ポータブル電源や蓄電池などの電力確保(※詳しくは後述します)
ここからは、水・食料・日用品の具体的な備蓄目安について解説します。
水(飲料水と生活用水)
飲料水は「1人1日2L×7日分」が基本です(4人家族なら56L)。さらに、トイレや手洗い用の生活用水として、ポリタンクに水を備えておきましょう。
食料とローリングストック
最初の3日は冷蔵庫の食材から消費し、4日目以降は缶詰やレトルト食品を活用します。備蓄には、普段から食べるレトルトカレー、パスタ、缶詰などを少し多めに買い、消費した分を買い足す「ローリングストック」という方法がおすすめです。これなら賞味期限切れを防ぎつつ自然に備蓄ができます。また、非常時のストレス軽減に役立つお菓子や好きな食べ物もストックしておきましょう。
日用品・衛生用品
簡易トイレ、カセットコンロ、非常用ウェットティッシュ、常備薬などを忘れずに準備してください。
いざという時に役立つ!身近な防災アイデア
特別な防災グッズがなくても、家庭にある日用品が活躍します。
- ペットボトルランタン: 水を入れたペットボトルの下から懐中電灯やスマホのライトを当てることで、光が拡散して部屋全体を照らす即席ランタンに変身します。
- ラップの万能活用: お皿にかぶせて使うことで貴重な洗い水や洗剤を節約できるほか、防寒対策やケガの応急処置(止血)にも使えます。
- ゴミ袋(45L): 簡易トイレのカバー、防寒や雨よけのポンチョ、水の運搬袋など、アイデア次第で大活躍します。
盲点になりがち!快適な避難生活に欠かせない「電気の備え」
非常時に家族が心身ともにストレスなく過ごすためには「電気の確保」が欠かせません。
- 体調管理: 熱中症や低体温症を防ぐための冷暖房稼働に必要です。
- 食料の保護: 冷蔵庫を稼働させ、ストックした食材の腐敗を防ぎます。
- 情報と連絡: スマホの充電を保ち、家族の安否確認や正確な避難情報の入手を行います。
ご家庭のライフスタイルに合わせて、以下の4つから最適な備えを選びましょう。
- ポータブル電源: 工事不要で届いた日から使え、初期費用を抑えられます。最低限の連絡手段(スマホ充電)や明かりを確保したい方におすすめです。
- 蓄電池: 停電時もあらかじめ貯めた電気で安心して過ごせ、冷蔵庫や照明を稼働できます。普段から電気を賢く貯めることで、日常の電気代節約もサポートします。
- 太陽光発電システム: 停電しても、日中に太陽が出ていれば「自立運転モード」で家の中に電気を供給できます。日中の停電対策と普段の電気代削減を目指す方に適しています。
- 太陽光発電+蓄電池: 昼間創った電気を夜間に貯めることで、長引く停電にも対応でき、24時間の冷蔵庫稼働やエアコン使用が可能になります。
まとめ
在宅避難を安全に乗り切るためのポイントは以下の通りです。
- 在宅避難の備えは水・食料・日用品を最低7日分準備する。
- 普段使う食品を買い足す「ローリングストック」で自然に備蓄する。
- ペットボトルやラップなど身近なもので即席防災グッズを作れる。
- 電気の備えはライフスタイルに合わせて4つの選択肢から選べる。
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