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給湯器の号数選び方ガイド|富山の家族構成・使用量別おすすめ能力

2025年9月1日

「お湯張りの時間が長い…」「キッチンで洗い物をしていたら浴室のお湯が弱くなった」そんな経験はありませんか。実はその原因のひとつに「給湯器の号数が合っていない」ことがあります。

号数とは、給湯器が1分間にどれだけのお湯を出せるかを表す目安です。富山の冬は外気温が低く、水温も下がりやすいため、全国平均よりも余裕のある号数選びが安心。この記事では、富山の暮らしに合った給湯器の選び方を、家族構成や使用量別に分かりやすくご紹介します。

給湯器の「号数」とは?基本の仕組み

号数の意味

給湯器の号数は「1分間に水温+25℃のお湯を何リットル出せるか」を示しています。
例えば「24号」の給湯器なら、1分間に24リットルのお湯を出せる性能があるということです。

号数が小さいとどうなる?

号数が家族の生活に合っていないと、以下のような不便が起こります。

  1. キッチンと浴室を同時に使うとお湯が弱くなる
  2. シャワーの温度が安定せず、急にぬるく感じる

富山の冬に特有の影響

外気温が低い冬は、水道水の温度が一段と下がります。すると給湯器はより多くのエネルギーを使って加熱する必要があり、同じ号数でも実際の出湯量が減ることがあります。そのため、富山の冬を考慮して「ひとつ上の号数」を選ぶのがおすすめです。

家族構成・生活スタイル別のおすすめ号数

家族人数・生活スタイルおすすめ号数使用シーンの目安
単身・2人暮らし16〜20号キッチンとシャワーを同時使用できる程度
3〜4人家族20〜24号浴室+キッチンを同時使用しても快適
5人以上・2世帯24〜32号浴室2か所や浴室+キッチン+洗面を同時使用

💡 富山の冬のポイント

寒さで水温が低くなる分、能力に余裕を持たせるのが安心です。例えば4人家族なら20号ではなく24号を選んでおくと冬でも快適な暮らしにつながります。

単身・夫婦2人暮らし

16〜20号が一般的。シャワーとキッチンの同時使用が問題なくできるレベルです。お風呂はゆったり入りたい、でも同時に使う人数は少ない、という世帯に適しています。

3〜4人家族

20〜24号がおすすめ。浴室でお湯をためながらキッチンで洗い物、洗面所で手洗い、といった同時使用が多い家庭に適しています。富山の冬を考えると24号を選んでおくと安心です。

5人以上や2世帯住宅

24〜32号が目安。浴室が2つある場合や、お風呂・キッチン・洗面を一度に使う場面が多い家庭に適しています。人数が多いほど「給湯器の能力不足」は大きなストレスになるため、余裕のある選び方が欠かせません。

給湯器の種類と選び方のポイント

ガス給湯器には「従来型」と「エコジョーズ」の2種類があります。

  • 従来型:導入費用は安めだが、排熱を捨ててしまうため効率はやや低め
  • エコジョーズ:排熱を再利用して効率よくお湯を沸かすため、ガス代が年間で1〜2万円ほど節約(※)できることもあります。
    ※ご使用状況により異なります。

長期的に見ると、エコジョーズは光熱費の節約につながるため、富山のように冬場のお湯使用が多い地域では特におすすめです。

設置タイプ
設置環境によって選び方が異なるため、事前に設置場所の確認が必要です。

富山で注意すべきポイント
富山の冬は給湯器の凍結トラブルが多発します。配管凍結を防ぐためには、屋外設置の給湯器に保温材を巻く・凍結防止ヒーターを使うといった対策が必須。有資格者による設置で安全に工事してもらうことが大切です。

富山のお客さま事例|号数選びの成功と失敗

事例1:4人家族で20号→24号に変更
富山市にお住まいのAさま宅では、20号の給湯器を使っていましたが、冬になるとお風呂とキッチンを同時に使うと出湯量が減り悩まれていました。24号に交換したところ、同時使用でもストレスなく快適になったそうです。

事例2:人数を過小評価して失敗
高岡市のBさまは「子どもが小さいからお湯はそんなに使わないだろう」と20号を選ばれました。ところが成長とともにシャワーの使用回数が増え、同時に使うとお湯の出が弱く感じるように。結局早めの買い替えとなり、「最初から余裕をみて選んでおけばよかった」とのお声をいただいています。


事例3:二世帯住宅で32号を導入
射水市のCさま宅では浴室が2か所あり、同時に使用することも多いため32号を選択。お湯が不足することはなく、安心して暮らせているとのことです。

※個人の感想です。

安全性とメンテナンスの注意点

有資格者による施工が必須
ガス給湯器の設置や交換はガス管接続を伴うため、必ず有資格者に依頼してください。

定期点検で安心を保つ
長く快適に使うためには、定期点検が欠かせません。異音や着火の遅れ、エラー表示が出た場合は早めの点検をおすすめします。

古い機種からの交換は早めに
給湯器の寿命は約10年。古い機種は効率が落ち、ガス代がかさむだけでなく故障リスクも増えます。特に冬場の突然の故障は大きな負担になるため、早めの交換検討が安心です。

まとめ

  • 給湯器の号数は「家族人数と生活スタイル」で決めるのが基本
  • 富山の冬は寒さで給湯能力が下がるため、ひとつ上の号数を選ぶのが安心
  • エコジョーズなら光熱費の節約効果も期待できる
  • 設置や交換は必ず有資格者に依頼し、定期点検を心がける

給湯器選びは日々の暮らしの快適さに直結します。
「うちにはどの号数が合うのだろう?」と迷ったら、ぜひお気軽にモット日本海ガスまでご相談ください。見積もりや最適な機種のご提案を通して、安心の住まいづくりをお手伝いします。

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